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３月３１日で１６年間レギュラーだった新宿「る・たん」が閉店
連日閉店を惜しむお客様で満員御礼
名残を惜しむ暇もなく…
レギュラーの私はクルクルと店の中を動き回った

３月はそれでなくても忙しい月
旅公演や劇団の事務的な仕事など
精神的にも肉体的にも
てんてこまい

４月４日にはプチコンサート…
疲労はピークとなり最後のステージには声が出なくなる有様

翌日も声が出ず、熱も出て…しっかり風邪っぴき
幸いインフルエンザでなかったものの
２日間仕事をお休みさせてもらい
パリ行きに備えた

４月７日土曜日
飛行機は午前１１時２５分発
ガラガラと半分カラのスーツケースを転がし
今回はちゃんとエクスプレスの料金を払い
午前９時には成田に到着
チェックインも慣れてきましたね

テロ対策のめんどくさい液体検査もクリアして
出国もオッケー

今回は全日空
さすが日本の航空会社
映画も日本語の字幕があるし、日本映画もあった
「ドリームガールズ」と「大奥」と「犬神家の一族」を観る
日本映画に英語の字幕がついてるんだけど
あまりに単純な英語訳…驚きながら…観ていた
この台詞がこんなになっちゃうの？
これでわかるの？
映画の内容より、面白かった

機内はガラガラ
私は真ん中の通路側、前に席がない場所
客室乗務員の死角なのか
なんだかスムーズなサービスが受けられない
これが仇になろうとは

今回カメラを持ち込み忘れたので
恒例機内食の写真はなし
ビールやワインを飲みながら…映画を観ながら
うとうとしながらの１２時間

まもなくシャルル・ド・ゴールターミナル１に着陸
ベルト着用サインが点灯
飴を舐めながら着陸に備える

でも…でも…
いくら飴を舐めても耳が痛い!!!
頭が締め付けられるように痛い!!!
客室乗務員も気がついてくれない!!!
地獄のような15分間

現地時間午後４時３０分無事着陸
でも…耳はキーンとしたまま
頭も鈍く痛い

スーツケースを無事奪還し
到着ロビーに出る
旅行会社の人が迎えに来ている筈なのだが…それらしい人がいない
空港はスリが多いと聞いている
しっかりと荷物を持ちながら、携帯で旅行会社に電話
土曜の午後なので旅行会社の業務は終了みたい…つながらない

仕方なく旅行会社の緊急用の番号に電話
まだ迎えが来ていないことを告げると
すぐ確認するとのこと

ああ…携帯があってよかった☆と、思う
なかったら荷物を持ちながら公衆電話を探し、
かけるためにテレフォンカードを買わなくてはならない

イースターの休暇…空港は大混雑
人や荷物が行き交っている
でも、まだ頭がほぉっとしていて
ザワザワザワ…
人の声が遠く聞こえる

かなり待つが、まだ迎えがこない…また電話すると
ターミナル２でお客さんをピックアップしてからターミナル１に来るという
そのうち名前が呼ばれ振り返る
２０人くらいの日本人の集団が…
添乗員の女性から帰りの航空券と地下鉄の回数券を手渡される
「これから車２台に分かれて頂き、ホテルにお送りします」
うん？…添乗員の声がよく聞き取れない

９人がワゴンに乗り込む
添乗員が、明日明後日はイースターの祭日なので
百貨店などパリの主な店は休みですと言っている
「悪い時は来ちゃったわ…」
後ろに座っているおばさま４人のグループが話している
若いカップルが開発めざましいベルシー地区の近代的なホテルの前で下車
おばさまたちのホテルはモンマルトル
ベルシー地区からは、私のホテルの方が近く、次に降ろしてもらう
母娘で旅行だろうか女性２人と一緒に降りる
添乗員さんと一緒にチェックイン

　「ボンジュール」
　可愛いホテルだわ〜♪

　ホテル Ｌａ Ｄｅｍｅｕｒｅ (ラ ドムール)
　旅行会社はカルチェラタンって言ってたけど、かなり外れ
　５区ではなく…道一つ挟んで１３区にある
　でも、大通りに面していて
　地下鉄・レ ゴブラン駅から徒歩５分
　バス停もホテルのまん前あるし
　交通の便がよく…とてもいいホテルでした

　私の部屋は一階フロントのすぐ右一号室
　どうせ狭い部屋だろうと思ったいたのだけれど
　トイレとバスルームが別だし…
　なかなか広い部屋
　クロークもあるし…
　前のオペラ座近くのホテルとは大違い

　パリの外れの分、部屋は広いのかも…
　８泊するんだもの　ゆったりしているのは嬉しい
　フロントの横で安全だし…

　まずは近所を散策　お腹も空いたし…

　スーツケースを置いて飛びだす

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スパイダーマンと熊が窓から覗いてる
　　　　
レ ゴブラン駅のそば
はは…日本食・寿司屋さんもある

でも、結局パリに来て　最初に食べたものは
　　　　
はは…イタリア語のメニューの方がわかり易いのですよ!!!

ホテルのすぐ横にスーパーマーケットもあり、便利☆
水とワインを調達…

閉まりかけの本屋で「Ｐａｒｉｓｃｏｐパリスコープ」(パリ版ぴあ)を買う
明日からの観劇の情報を手に入れなくちゃ〜ね

でも…耳は痛くなるばかり…
寝たら治ると思い、ワインをちびりとやりながらベットに入る

パリ一人旅第１日目…期待に胸を膨らませながら就寝…ス

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