日記 > 日本編 > 旅公演の合間に > まずは京都 霧の比叡山 大津石積みの街坂本

まずは京都
浜大津から京都出町柳。
そこから叡山電車で八瀬比叡山口へ。

すぐケーブルカーに乗り換えるはずだったのだけど、
叡山電車のパンフレットを見たら、『瑠璃光院』特別拝観中と書いてある。
八瀬は古来「矢背」とも記された地で、
壬申の乱で背中に矢傷を負われた大海人皇子(天武天皇)が
当地の釜風呂で傷を癒されたと伝わり、
平安時代から貴族や武士に愛された保養地だったらしい。
そこにたたずむ『瑠璃光院』の紅葉は素晴らしい。
新緑の春と紅葉の秋、二ヶ月間だけ特別公開。
これを見たら、行くしかないでしょう〜。

が、まだ紅葉には早かった。


紅葉していたらさぞや綺麗なことでしょう!


日本式蒸し風呂の原型


     
中はこんな感じ
岩盤浴みたい

紅葉がダメなら食い気?
という訳で

そのあと、ここの住職さんが趣味で集めたルイ・イカール美術館に立ち寄り、寄り道終了。
いざ比叡山へ。


霧の比叡山

雨が本格的になってきた。
ケーブルカーの乗客は私と知らないおじさんと二人だけ。
一番前の運転手の女性の隣に座る。


ロープウェイに乗り換える。
その前にかわらけ投げ〜
願い事を書いて投げる!
おじさんも投げる。


ロープウェイに乗り込み。
ロープウェイには運転手はいない。
おじさんと二人きり。
きっ、き、気まずい…。
山頂に近づくほど霧が濃くなり、何にも見えない。
到着して、延暦寺へ歩き出す。
おじさんはいつの間にか霧の中に消えていった。
バスに乗ったのね。
私は一人歩く歩く!




まずは西塔に向かう。


親鸞聖人修行の地


釈迦堂で手を合わせ、鐘楼で鐘をつく。

いよい国宝根本中堂へ。


さすが国宝、賑やかなだわ。
西塔の方には人が少なかったもの。
東塔まで足を伸ばし、ら日本一長いケーブルカー(坂本ケーブル)に乗り、下山。
大津石積みの町坂本に到着。


大津石積みの町坂本

ケーブル坂本の駅から日吉大社へ。
苔むした石積みの道が続く。
その道を比叡山高校の学生が歩いている。
素敵な場所で青春の日々を過ごしているのね。

比叡山麓に鎮座する日吉大社は、およそ2100年前に創祀された日吉、日枝、山王神社の総本山。
古事記にも記されている比叡山の山の神様。
こちらも関西屈指の紅葉の名所だそうですが、残念ながら


でも、さすが歴史を感じます。



京都と大津・・・
遠い昔に想いをはせた、オフでした。


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