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ザ・名古屋

ホントに公演しに行ってるの?
と言われそうな程、観光しかしていないようですが、ちゃんと芝居もしてます。
昨日なんか、体育館が2階で、もう〜大変だったんですから!

てな訳で、今日はオフ!
名古屋でオフ!
何度も何度も来ていますが、車移動ばかり。
名古屋市内って頭の中で地図が描けない。
実はパリより迷いました。

まずは名古屋駅で、きしめん!


朝定食で、ミニきしめんとだし巻き玉子と小松菜の煮浸しと冷奴がついてました!

それから駅の観光案内所で行き先の算段をつける。
まずは、名鉄で金山まで。
名古屋ボストン美術館『恋する静物画』展を見に行く。
16世紀から現代にいたるまでの静物表現の変遷をたどる作品は、面白かった。
なかなか東京では、見られないものでした。

金山駅で、バス・地下鉄一日乗車券を購入。
地下鉄に乗り昼ごはんを食べに、山本屋総本家へ。


名古屋メンクイ第二。
やはりこれ、味噌煮込みうどん。
しぶしぶの赤だしと生煮えか?と思うほど固いうどん…これが美味しい!

お腹が一杯になったところで、賑やかな栄、丸の内を通り、名古屋城まで歩く。


名古屋城は初めて!


コンクリート造りで味気ない…。
エレベーターがついてるからお年寄りも登れていいけど。


実寸大の金のしゃちほこのしっぽ。

城から降りて、マンホールが可愛かったのでパチリ!


さて、日暮れにはまだ間がある。
一日乗車券はあるし、どこへ行こう?
考えながら名古屋城を後にしました。


ザ・名古屋 夕暮編
地下鉄名城線が名港線に乗り入れていたので、名古屋港まで行くことに。
水族館や海洋博物館があるんだけど、到着するころには丁度閉館時間だった。

港の遊歩道を散歩。

夕暮れ時の港町。
口ずさむ歌は、「かもめが飛んだ〜♪かもめが飛んだ〜♪」
という渡部真知子の歌(題名忘れた)。

そろそろ歌が歌いたい。






観覧車が回っている。

近づいてみると、入場無料の遊園地。

人影まばらで、お化け屋敷幽霊の看板よりも、その前に立っているおじさんの顔の方が怖い。
観覧車の係員に、乗れるのか聞いてみると、売り場でチケットを買ってきてくれと言われる。
向こうには、メリーゴーランドなどがあるが、だれも乗っていない。
なんだかタヌキに化かされているような気がしたが、自動販売機でチケット600円を買い、観覧車に戻る。
「どうぞ」といわれ、乗る。
前のゴンドラには、大きな熊のぬいぐるみが乗っていた。

ぐんぐん上昇する。


そこでハタと気がついた、「私、高所恐怖症だった」
しかも今日は風が強い!


恐怖におののいている。
逆光でよかった!

が、まだこの時点では余裕があった。
聴こえるのは、びゅーびゅーという風の音だけ。
しかも揺れる揺れる!
座っていられずしゃがみこむ。






まともに外を見られないので、撮りまくる。







だんだん地上が近づいてくる・・・観覧車だから当たり前なんだけど。
一人で乗って、一人でおののいた9分間・・・しかも600円払って!
係員が見える前に、何事もなかったかのように、座り直し、降りた。


地上のなにもかもが美しく見える。
観覧車さえ…あんなに綺麗。


さて、生きている喜びを再確認したところでお腹が空いてきた。

一日乗車券をフルに使わなくちゃ〜ということで、地下鉄の駅に戻り、栄で下車し、バス乗り、柳橋まで。
ふふふ、ここに夕べ見つけて入った店があるのだ!
あんまり美味しかったので今宵は一人でゆっくり飲もう。

地酒も冷やで頂いて、大満足。
割り箸も置いていない、焼き鳥だけの店。
名古屋柳橋に来たら是非ともお寄り下さいな♪


その名もズバリ「焼鳥屋」

ああ、幸せ…

そうそうもう一つ幸せだったことと言えば、
地下鉄名古屋港駅にポスターに観覧車のことが書いてあった。
シースルー観覧車・・・と。なんと!足の下までガラスばりだったのだ!

見なくてよかった!
知らなくてよかった!

世の中、何も見ず、知らない方が幸せなのかも知れない。

そんなことを考えながら、早々にホテルに戻りました。

明日は、もちろん朝から芝居ですもの!


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