六日目・南へ南へ長靴のくるぶしあたりポンペイまで

日本のビジネスホテルみたい…な
ローマの外れのホテル
旅公演と同じようにこの旅も
テレビをつけっぱなしにして寝ていた私
夕べは真夜中に
エディト・ピアフが歌っている映像や
シルビー・バルタンの今でいう曲のプロモーション映像が流れた
もちろんモノクロで…
なんか得した気分で起きた朝
なかなか日本では見られないもの

今日は自由行動の人も多く…レストランには人が少なかった
昨日よりも数段いい朝食
だって…ハムもチーズも…ヨーグルトまでついている
ジュースはフレッシュだったし…

午前9時15分ポンペイへ向け出発
途中ドライブインで休憩を取りながら…
やっぱり南のイタリア人の人の方が明るい
トイレ掃除の妙齢のお姉さまたちは歌ったり…男性をからかったり
障害者用の方が開いているからと教えてくれたり
とても親切…
なんか今までの訪れたイタリアイメージと違った

現地ガイドは昨日と同じエゾエさん
なかなか面白い人でイタリアの今の状況をポンペイに着くまで
面白おかしく話してくれた
今、アニメやゲームの影響で日本ブームなこと
イタリア人の家庭環境や年金問題
住んでいる人にしかわからないモロモロの話
はは…昨日ローマの空に浮かんでいた
ピカチューの風船には驚いたげと
話を聞いて納得
ヴェネチアのCDショップのお兄さんに薦められたCDの歌手が
背中に漢字の刺青があったことも納得
この旅、街をゆっくり見られなかったけど
いろいろな話は沢山聞けてよかった…
これがツアーのいいところなのね

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午後12時過ぎ
ポンペイに到着
いいお天気…
しかも暖かい

やっと
のんびり観光…
やっぱりこうでないと

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ヴェスヴィオ火山

西暦79年
この山の噴火で
一瞬でこの街が
消えたなんて

サウナやスポーツジムまであった
水道をひき…いつも水があふれていた豊かな商業都市
人口が2万5000人だったというから凄い

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その頃から…高い技術

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さて…これはいったいなんでしょう?

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街並みは今と変わらない

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今も残っているカメオの技術

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居酒屋のカウンター

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矢印差していた場所は…飾り窓
人類最古の商売だとか

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硬くて冷たそうな石のベット

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言葉が通じなくても大丈夫なように親切なマニュアルまで…

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信じられない気持ちで消えた街を歩
これが… 約2000年前の生活???
ちっとも今と変わっていない

日本では弥生時代
ここではこんな文化が花開いていたなんて
物語などでは知っていたけどこんなに凄かったとは

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食品市場入り口

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柱の細部は素晴らしい彫刻が

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紀元前3世紀からあった大劇場(5000人収容)
小劇場(1500人収容)もあった

古代の人達の溜息が 聞こえてくるような気がする

歴史が違いすぎ

大興奮で見て回るがさすがにお腹が空いた
1時30分 指定レストランでボンゴレのスバゲッテーや
シーフード料理を食べる
やっぱり南の方が料理は美味しい!!!やっと満足な食事☆
バスからみかんがいっぱい実をつけていたのが見えてたの
それがデザートに出て感激

昼食後、カメオ工房見学 いいものを見るのを楽しいけど
身に着ける気がなく…興味なし…
日本はちょうど午後11時だし
『る・たん』に℡…久しぶりに朝香ママの声を聞く
聞かないと寂しくなるから不思議だ

その後、ナポリの街をバスの中から眺める
サンタルチア海岸でバスを降り、写真を撮る

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ああ…カプリ島があんなに近くに見える…
ああ…行きたかったなぁ

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まじめな顔して
冗談を言う
現地ガイドの
エゾエさん

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ものすごい博学
いつもニコニコ
添乗員の大藪さん

2人のお陰で
イタリアがますます
好きになってしまいました

また…ゆっくり来たい!!!
絶対にいってやるぅ♪

18:40 ホテル着 今夜は夕食がつかない
すぐコートを着てホテル近くを散策
ショッピングモールを発見☆ブティックを覗いたり
スーパーで買い物したり
イタリアの普通の生活を体験
さすが8時でお店も閉店
部屋に帰りベットの上で夕食を食べる

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お惣菜…言葉がわからずグラムで買えないので
1つづつになっているものだけを買った
カット野菜と生ハム
アンティーチョークの煮た物?とバッファローのリコッタチーズ
そして…赤ワイン
行きの飛行機で使わず取っておいたお箸が大活躍
こういうのが旅の楽しみ
イタリア語で全然わからないテレビ番組を見ながら
イタリア最後の夜は更けていくのです。。。

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